SBI証券 × 住信SBIネット銀行での積立設定例(月10万円/月1万円)
今回は「ガッツリ積立したい人」と「まずは少額で始めたい人」それぞれのリアルな設定例を、SBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせを想定して作りました。住信SBIの口座がない人向けのフォローも入れてあります。
◎ 全体の前提(これをベースに設定します)
- 想定商品は低コストの長期向けファンド(例:全世界株式やS&P500など)
- 分配金は基本的に再投資型を選ぶ(複利効果を狙うため)
- 新NISAの枠(つみたて投資枠:年120万円)を意識した設定にしています
◆ パターンA:余裕がある人の本気プラン(月10万円)
「40代で余裕があるからNISAのつみたて枠をフルに使いたい」「成長投資枠も活用したい」って人向けの例です。
設定イメージ(SBI証券 × 住信SBIネット銀行)
- 目的:新NISAのつみたて枠(年間120万円)を満額活用+成長投資枠も活用
- 合計積立額:毎月100,000円(年間1,200,000円=つみたて枠フル)
- 内訳例:
- ・つみたて枠(毎月100,000円):eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) 100,000円(※つみたて枠は年120万円=月10万円の上限想定)
- ・成長投資枠(別口/必要ならスポットで活用):個別株やETF、または同ファンドのスポット買付など(余裕があれば別途)
- 引落し口座:住信SBIネット銀行(口座振替/即時入金の設定で自動化)
- 積立日:毎月10日(または月初の安定した日に設定)
- 分配金:再投資型(自動で買い増し)
POINT:住信SBIネット銀行を連携しておくと、入金・引落がスムーズで自動化が楽です。つみたて枠を満額にするなら、月10万円の積立を基本にして、不足分を成長枠やスポット買付で補うイメージが使いやすいです。
◆ パターンB:まずは1万円だけコツコツ派(私のリアル版)
「いきなり大きくは無理だけど、始めたい!」という方に。この例は毎月1万円をSBIで自動積立にしているパターンです。
設定イメージ(SBI証券 × 住信SBIネット銀行)
- 目的:習慣化と早期スタート(少額でも長期で育てる)
- 合計積立額:毎月10,000円(年間120,000円)
- 内訳例:
- ・つみたて枠(毎月10,000円):eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 10,000円
- 引落し口座:住信SBIネット銀行(または他行からの自動振替)
- 積立日:毎月25日(給与振込日の後など、お金が残りやすい日を設定)
- 分配金:再投資型
ちょっとした工夫:毎月1万円でも、年数が経てばまとまります。まずは「継続」を最優先に設定しましょう。
「いつ引き落とされるか」を給料日と合わせておくと、残高不足のトラブル回避になります。
「いつ引き落とされるか」を給料日と合わせておくと、残高不足のトラブル回避になります。
◎ 住信SBIネット銀行の口座がない場合は?(代替案)
住信SBI口座がなくても大丈夫。他の銀行口座からの自動引落しや、証券口座への即時入金機能で代替できます。ただし連携がスムーズな分、住信SBIを使うと設定や入出金がより自動化されて便利です。
- ✅ 代替1:自分のメインバンクから「口座振替(自動引落し)」を設定
- ✅ 代替2:コンビニ振込や銀行振込で事前に入金しておき、SBIの即時入金サービスで投資資金を反映
- ✅ 代替3:住信SBIネット銀行の口座を作り、そちらで自動引落しを設定(将来的に楽になるなら検討)
補足:他行からの自動引落しは証券会社側で承認や登録作業が必要になる場合があります。初回は手続きに数日かかることがあるので、始めるタイミングは余裕を持って設定してください。
◎ 実際の設定時のチェックポイント(忘れがち)
- □ 分配金コースが「再投資型」になっているか確認
- □ 積立日の口座残高を確保する(給料日後がおすすめ)
- □ NISA枠(つみたて枠)が正しく適用されるよう口座設定を確認
- □ 積立金額がカード決済の上限や証券会社のルールに合っているか確認(大口は要注意)
◎ 最後に(メッセージ)
月10万円で一気に攻めるプランも、月1万円でコツコツ続けるプランも、どちらも正解です。大切なのは「自分が続けられる金額で始めること」。SBI×住信SBIの組み合わせは自動化がしやすく、忙しい40〜50代の方にこそ相性がいいので、ぜひ自分のペースで設定してみてください。
※注意:ここでの金額例や枠は説明のための例示です。実際の制度の扱いや各金融機関のメニュー・上限は最新の公式情報を確認してください。

FP3級に合格してから、NISAについて相談を受けるようになりました。
まずは、少額からはじめて、増額できそうなら積立額を増やしていくのがベターな感じがします。
楽天証券派編も参考にされてください。

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