簿記3級合格方法④ 自分なりのルールを作る|ネット試験対策も徹底!
スッキリ受かる日商簿記3級本試験予想問題集のネット模試を初めて解いたとき、結果は……
なんと49点でした。泣泣
紙で解いていたときはそれなりに点が取れていたので、「もう本試験まで近いぞ!」と意気込んでいた分、ショックも大きかったです。(早く終わりたいといつも口にしていたなあ…)
そこから私は立て直すために自分なりのルールを作りました。
私のルール
①目標点数(取りこぼし許容ラインを決める)
| 問題 | 満点 | 私の目標 |
|---|---|---|
| 第1問(仕訳) | 45点 | 39点(1問3点×2個までミスOK) |
| 第3問(総合) | 35点 | 27点(完璧でなくてOK) |
| 第2問(補助簿・勘定記入) | 20点 | 10点以上(半分取れば充分) |
👉 合計で76点あればOK(本試験は70点以上で合格)
②時間配分(めちゃくちゃ大事!)
60分のうち、私はこう決めました。
- 第1問:18分
- 第3問:25分
- 第2問:12分
- 見直し:5分
時間を決めておくと、後半で慌てずに済みます。「迷ったら一旦次に進む」勇気も必要です。
③解く時のコツ(用紙の使い方・略語)
試験時にもらうA4は2枚。私は折って細長くして仕訳メモにしました。勘定科目は自分が分かればOKで略して書くと速くなります。
現金 10,000 / 売掛金 10,000 → 現 10,000 / 売掛 10,000 普通預金 250,000 / クレジット売掛金 250,000 → 普通 250,000 / クレ掛 250,000
短縮で書くことで仕訳を書く時間を短縮できます。金額のカンマ(,)は入れておきましょう。
④電卓に慣れる
電卓は相棒です。数字を見ずに打てるくらい慣れておくと、本番での焦りが減ります。
⑤ネット試験に慣れる(ここからが追加の対策編)
紙とは違う独特の緊張感と操作が必要なので、以下を徹底しました。
ネット試験対策:私がやった具体的なこと
1)本番と同じ形式の模擬を何度もやる
- CPAラーニングやネットスクールの模擬試験で、画面操作・入力方法・時間配分を体で覚えました。
- 模擬は「タイマー付き」で、本番と同じ時間配分で必ず練習すること。
2)画面操作の流れを手に覚えさせる
- どこにクリックするか、TABで移動できるか、Enterで確定できるか、金額修正の手順などを繰り返し確認。
- 入力ミスが一番のタイムロスなので、数字の移動や修正の一連の動作を模擬で体に染み込ませます。
3)数字入力の“リズム”を作る
- 焦って打ち間違えないよう、電卓感覚でリズムよくキーを打つ練習をしました。
- 打った直後に画面をざっと見て「桁数」「小数点の有無」などを確認する癖をつけると安心です。
4)画面切り替えと見直しルールを決める
- 問題ごとに「最後に○秒だけ見直す」など、見直し時間のルールを決めてリズムを崩さない。
- 例えば「各問題の最後に5秒だけ見直し→次へ」と決めておくと、ダラダラ見直して時間を浪費するのを防げます。
5)「送信」前チェックの習慣化
- 本番での最後の送信を慌てて押してしまわないために、模擬で「送信前チェックリスト」を作って習慣化しました(例:金額カンマ、貸借のバランス、入力桁の確認)。
- 送信直前に5秒で出来るチェックを2〜3項目持っておくと安心です。
使った教材(再掲)
- 2025 スッキリうかる 日商簿記3級
- 2025 スッキリうかる 日商簿記3級 試験予想問題集
- CPAラーニング(ネット模擬試験)
まとめ(自分ルール+ネット対策)
- 予想問題を何度も解く(回数が自信につながる)
- 各問題ごとに目標点と時間配分を決める
- 仕訳は略語で書いて時間短縮
- 電卓操作を完璧に近づける
- ネット試験は操作慣れが命(模擬で必ず慣れておく)
50代の勉強ですから、ゆるく感じる方もいるかもしれませんが、合格のために自分が続けられるルールを作ることが一番大切です。私の体験が皆さんのお役に立てば嬉しいです。
次回は、いよいよ試験当日の過ごし方と当日のリアル体験談を書きます。

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